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タグ:シルヴィ・ギエム ( 3 ) タグの人気記事

シルヴィ・ギエム ファイナルツアー 高松公演

どうして引退なんて言うの?
いや、わかってます。それでこそギエム。
それがギエムの美学で、ギエムの美しさの根源だということも。
それでも、そんなこと言わないで!もっと観ていたいの!
と、懇願したくなる…。

それにしてもチケットが取れないったらない。
今まで、ギエム来日公演の度、最低2公演は観てきた。
正直、空席があるケースもあって、
分身の術でその空席を私が使って、何倍も感動したい!
と思うこともあった。
…なのに…ファイナルってなったら…そりゃわかるけどさ。
いつもの調子で予定調整してたらあっという間に売り切れ。
追加公演やジルベスターは、発売前から
チケットオークションサイトにページが準備されてるほど。
ダフ屋…どうにかならないの?
これまで実際に行ってきたポイント制でチケット優先してくれ!
と、本気で思いましたよ…。
チケット会社もさぁ…あんなに手数料取るなら、
ダフ屋対策に使って欲しい!カフェとかどうでもいいから!

と、まあ、結局2公演しかチケット取れてなくて、
前日から、もうカウントダウン気分マックスで、涙が出てきて。
行きの電車の中でも泣きそうで困って。
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アルファあなぶきホールに到着。そして、開幕!

TWO
もうギエムの姿が見えた瞬間から泣いてしまう…。
目にも記憶にも焼き付けたいのに…どうして止まらないのか!
やはり、ギエムは、神様が
「あなたは踊りなさい」と決めた人なんだと実感。
長い手足、驚異的に動く身体、そして、
それらをコントロールし計算できる頭脳と精神。
シルヴィ・ギエムでしか踊れない、シルヴィ・ギエムでしか生まれない、
シルヴィ・ギエムでしか表現できない、
そんな振り付け、そんなダンスがこの世にある。
それは、シルヴィ・ギエムがダンスを選んでくれたからある喜び。

ボレロ
もう、なんと言ったらいいか。
今まで、何度もボレロを観てきた。
ギエムのボレロだけに限っても、何度観たことか。
でも、今までのどのボレロとも違った。
今までのギエムのボレロとも違った。
今までは、こちらも集中と緊張を求められているような、
美しくも、凄まじいボレロ。
だからこそ、最後の開放感と言ったらなかった。
一点の曇りもなく、完璧で、力強くて、美しいボレロ。
そして、一転、キュートなレヴェランス。
ギエムのボレロを見る度に、
こんな風に生きていきたい、と思った。
例えるなら、ギエムも、ギエムのボレロも、私にとって
神様のような存在で、
その前に立つと、自ずと自らを省みて、律することができる…。
そして、明日からがんばろう!と思える、そんな存在。

そのギエムのボレロが…今までとは全く違ったのです!
なんというか…まだうまく言葉にできませんが…
やわらかくて、いつくしみを感じさせる…今までにないボレロ。
ああ、ギエムも、今、これまでを思い浮かべながら踊っているのかな…
と、ふと思って、また涙が視界を邪魔しそうになって…。

本当に素晴らしいボレロでした。
ただただ、
「ありがとう」
という言葉しか浮かんでこない、そんなボレロ。

ああ、もっと観たい。
ただただ、それだけです。

こんなボレロを生み出すことができるのは、
シルヴィ・ギエムただ一人。

もし私の命を神様に差し出して、その分、
ギエムの命を遡らせてくれるのなら、そうして欲しい。
ギエムの踊りを、もっと長く、もっと多くの人に見て欲しい。

そう思いながら会場を後にしたのですが…
さらにそう思わせるすてきなアクシデントがこの後起きたのでした…!

by atomsalada | 2015-12-25 23:13 | バレエ

探してたー!!

大阪でシルヴィ・ギエムを観た…のはもう先週。

まだ余韻の中。

この気持ちを書き留めておこうと思うのに、
書き始めると、
気持ちが昂りすぎて書けない…。

で、暇さえあれば、
手持ちのDVDや、ネット動画で
ギエム様を観てはまた感動…してたら!

見つけてしまった!



ずっと探してた、映像は無いのかと半ば諦めてた
『ラシーヌ・キュービック』。

もちろん、もともとシルヴィ・ギエムは大好きだったけれど、
だけど、『ギエム教徒』になったのは、
この作品がきっかけ。

もう、立てないほどの感動と衝撃!

コンテンポラリーに心から感動したのも、
これが最初だったかも…。

これだけの尺を、正確に踊る。
たった一人で空間を支配するギエム。
張りつめた空気。
『キューブ』が『キューブ』のまま、
様々に姿を変える。
ギエムが、ギエムの肉体を使って、
キューブを変化させる。
ギエムとキューブしかないのに、
様々な情景が、感情が、舞台に溢れる。
音楽も、振付けも素晴らしい。
ただ、この作品を表現できるのは
シルヴィ・ギエムだけ。

もう一度、
この作品を生で観たい…。


by atomsalada | 2014-09-08 18:39 | バレエ

顔で踊る?

フィギュアスケートは、
芸術性が必要とされるけれど、スポーツだ。

でなければ、オリンピック種目にはならない。

それなのに、なぜ『顔の表現』があんなにもクローズアップされるのだろう?
全く私にはわからない。

顔の表現、表情は、あるに越したことはない。
けれど、それがスポーツの技術より重視されるのはどうかと思う。
スポーツなのに…。

3歳から、15年間クラシックバレエを習った。
怪我や金銭的な理由から、辞めてしまったけれど、
今も大好きで、しょっちゅう舞台も見に行くし、
現在の仕事を活かして、地元のバレエ教室の発表会に携わらせていただいている。
時々は、ゆるりとした大人のクラスを受けにいったりもしている。

子どもの頃は、バレエと比較しながらフィギュアスケートを見ていた。

似ているところ、同じところ、全く違うところ。
それぞれを考えながら見ていた。楽しかった。

違うところの一つは、顔だなあと思っていた。
子どもの頃、私にとってはフィギュアスケートはテレビで見るものだったから、
顔の表情もしっかり見えるな、大切なんだ、と。

バレエだと、もちろん顔の表情も作るけれど、
舞台を遠いところから見ると顔まではわからないし、
やっぱり身体全体で表現しないとなあ、と思っていた。


…のは、うんと子どもの頃。

フィギュアスケートも同じでした!!
テレビ画面から採点するわけじゃないんだから、
顔で踊るのではなく、身体全体で踊らないと!!

例えば、大好きな浅田真央選手でいえば…
喜び、幸せの表現だけを考えても、
昨日も書いた、SP『仮面舞踏会』、今季の『ノクターン』、2季滑った『愛の夢』、
顔の表情はもちろんのこと、
身体の使い方、フィギュアで大切な足の滑らせ方、
それぞれ全く違った表現をしています。

『表現力』がない、最近ついた、という方々には、見えなかったのかな?
もしかしたら、「伝わらなかったんだから、あるとは言えない」と言われるかな?

表現の仕方には、好みもありますから、その部分かもしれません。

あるいは…自分の目ではなく、
誰かの目で見て、誰かの言葉で語ってるだけかもしれません。

前者だったら、私もあります。
後者には…ならないように、うんと気をつけています。
フィギュアスケートだけに限らず、ね。



『表現』といえば、私にとってはこれ。
シルヴィ・ギエムの『白鳥の湖』。
王子から逃げようとするものの、手をとられ、振り向いて見つめ合った瞬間、
チュチュの動きだけで、オデットの心が読み取れる…。
このシーン、何度見ても涙が出ます。


by atomsalada | 2014-01-06 14:19 | フィギュアスケート