葉っぱのように

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今年は

ばたばたしてるうちに、2月!

ローザンヌ、今年も日本人頑張りましたね016.gif

そして…今年は、
シルヴィ・ギエム様が引退。
日本公演は全部観に行くくらいの気持ちでいますよ。

去年の『ボレロ』も圧巻だったなあ。
まだまだ踊れるのに!
なんならトウシューズ復帰したって問題ないはず!!

でも、ギエムの美学が許さないんだろうなあ。

今更なのですが、そのボレロを見た、
去年の『東京バレエ団創立50周年祝祭ガラ』。

いつもフィギュアをご一緒させていただく、
お仕事での大先輩をお誘いしたのです。

身体を使って表現するものはお好きなはずだけれど、
バレエを生で観るのは初めてとのこと。

ペトルーシュカ、スプリング・アンド・フォール、
オネーギン、バヤデール、ボレロというラインナップ、
楽しんでいただけるのだろうかとちょっと不安でした。

結果…
バレエの観客が減ってる理由が、少しわかった気がしました。

この演目の中で、一番不安だったのは『ペトルーシュカ』。
一般的にメジャーじゃないし、
踊りとしても、よく知られてるものでもないし、
音も独特、装置も独特。
しかも悲惨で???なエンディング。
これ持ってくるか〜!?と思ってました。

でも、これ、楽しんでらしたようで…!!

物語がはっきりわかるから、楽しめるんですね。

実際にバレエをやってきたせいか、
やっぱり、自分が踊ったことのある演目だとか、
テクニック的に難しいものとかに注目してしまうけど、
本来、バレエは
『総合芸術』と言われるもの。
そして、観客を楽しませるべきもの。

1曲だけすごい踊りをする『コンクールダンサー』って、
つまんないなあ…と思ってたはずなのになあ。
肝心なところを忘れてたかも。

今は、バレエコンクールが信じられないほどあって、
テクニックがすごい子もたくさんいる。

でも、踊る側ばかり量産しても仕方ないんですよね。
観てくれる人があってこそ成り立つのだから。

では、観てもらうための努力は?
テクニックを磨くだけでいいの?
バレエ経験者、関係者は観に来るかもしれないけど、
広がりという意味ではどう?

観て、楽しめるもの。

物語があって、その中に入り込めて、
そのうえ、
素敵な衣装に美しい舞台美術に照明に音楽、
そして、素晴らしいダンサー!
夢の世界!

そこのところを、
バレエやってる人目線でしか考えてこなかったのが、
観客が減ってる理由な気がしました。

パ・ド・ドゥやヴァリエーションだけで
物語を見せられるダンサーなんて数少ない。

テクニックだけで感嘆させられるっていうこともあるけど、
やはり『総合芸術』として、
あらゆる面でアピールして、
いろんな側面から『バレエ』の世界へ入ってもらえるよう、
考えなきゃいけない時になってるのではないのかな…。

素晴らしい公演だって、
空席がかなり目立つこと、多いですもん。

バレエ経験者ではない人が、
バレエを楽しんでくれたら、
バレエ習ってる子の将来の可能性だって広がるわけでしょ?

観客がいなければ、
ダンサーという職業は成り立たないのだから。

コンクールばかりでなく、
公演が増えるように、
そろそろ考えなきゃいけない時代になってきたように思います。

バレエって、
自分で踊るのも、観るのも、
本当にすてきだと思うから。

踊る人も、観る人も幸せになれる未来を!





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by atomsalada | 2015-02-10 00:26 | バレエ | Trackback