葉っぱのように

atomsalada.exblog.jp
ブログトップ

<   2014年 09月 ( 6 )   > この月の画像一覧

東京バレエ団創立50周年祝祭ガラ/ラ・バヤデール

正直なところ、
あまり期待していなかった、バヤデール。

好きな作品だけに、
期待しすぎて、…だった場合、ダメージが大きいから。

だったのですが!
これが素晴らしかった!!
コールドがもう…!!感涙もの!!

「一糸乱れぬ」
っていうのは、
この日のコールドの皆さんのためにある言葉だと思いました。

スロープをアラベスクで降りてくる、
そして、美しいスクエアを形作り、
脚の高さ、手の動き、全てをぴっちり合わせる。
パドブレする時のチュチュの動き、
回転する時のヴェールのなびき方まで
揃ってるほどの美しさ!!

しかも!
アンダンテの最後、
両サイドへの移動の仕方が、個人的に
好きなバージョンだったんですよねえ〜。
一列ずつ重なって行くパターン。

コレね。

1:12:25辺りかな。

このバージョンだったことと、
あまりのコールドの美しさに、
拍手するのも忘れてしまったほどでした。

いや、どうしてここで
ブラボーが出なかったのか不思議ですよ。

皆さん私と同じく、
美しすぎて拍手も忘れてたのかな…。
もー。
誰かブラボー叫んでくれたら、
我に返って最大級の賛辞を送ったのにぃぃぃ〜!
(人のせいにするな!ですよね。)
ホントに、拍手できなかったことが心から悔やまれます。
何ならスタオベしてもいいくらいだったのに!!
(ここでスタオベは怒られるでしょうけど)

いや〜、素晴らしかった016.gif

もちろん、アンダンテだけでなく、
最後まで素晴らしかったです053.gif


んで、ソリストと、
大切な主役たちはどうだったんだって話ですが。

はっきり言います。
第一ソリストは良かった!

けど。
皆さん、お疲れですか?
というのが正直な感想、でした021.gif


[PR]
by atomsalada | 2014-09-20 02:25 | バレエ | Trackback

東京バレエ団創立50周年祝祭ガラ/マニュエル・ルグリ

やっぱりルグリは素晴らしかった。
エレガントだった。

演目はオネーギン。

お相手は吉岡美佳さん。
東京バレエ団では
ダントツに好きなダンサーさん。
音の使い方とか、表現がとっても好き。

二人のやりとり、台詞が聞こえてくるようだった。

そして、ルグリのサポートにうっとり。
美佳さんが手を出すところに、
必ずルグリの手がある。
振付けの一つであるように、そこにある。
ルグリも、美佳さんも、
相手の手を探したり待ったりするようなことはない。
目で探すことすらない。

ましてや、
「回しますよー」
「持ち上げますよー」
なんて、あるはずもない。

若い頃に比べたら…
という瞬間はあったかもしれないけれど、
そんなのわかるかわかんないかレベルだ。

どんな瞬間もエレガント。
どんな瞬間も踊ってる。
それがマニュエル・ルグリ。

美佳さん、安心して踊れただろうな。

美佳さんには、
存分に踊ってほしい!
と、いつも思ってたから、
ルグリとこんな風に踊ってくれて、
なんだかとても嬉しかった。

ああ、うっとりした。


…けど!
帰ってから動画巡りしてたら。



タリスマン
…女性Va.だし!!
Vサインしてるし!!

いや、こういうところも好きなんですが。


でも、すてきルグリで締めとかないと。





[PR]
by atomsalada | 2014-09-14 11:20 | バレエ | Trackback

探してたー!!

大阪でシルヴィ・ギエムを観た…のはもう先週。

まだ余韻の中。

この気持ちを書き留めておこうと思うのに、
書き始めると、
気持ちが昂りすぎて書けない…。

で、暇さえあれば、
手持ちのDVDや、ネット動画で
ギエム様を観てはまた感動…してたら!

見つけてしまった!



ずっと探してた、映像は無いのかと半ば諦めてた
『ラシーヌ・キュービック』。

もちろん、もともとシルヴィ・ギエムは大好きだったけれど、
だけど、『ギエム教徒』になったのは、
この作品がきっかけ。

もう、立てないほどの感動と衝撃!

コンテンポラリーに心から感動したのも、
これが最初だったかも…。

これだけの尺を、正確に踊る。
たった一人で空間を支配するギエム。
張りつめた空気。
『キューブ』が『キューブ』のまま、
様々に姿を変える。
ギエムが、ギエムの肉体を使って、
キューブを変化させる。
ギエムとキューブしかないのに、
様々な情景が、感情が、舞台に溢れる。
音楽も、振付けも素晴らしい。
ただ、この作品を表現できるのは
シルヴィ・ギエムだけ。

もう一度、
この作品を生で観たい…。


[PR]
by atomsalada | 2014-09-08 18:39 | バレエ | Trackback

姫路

ギエム様を観る前に、姫路へ。

約束の時間まで余裕があったので、
1時間ほど歩いてみました。

建物見るの大好き!

建築家になりたい012.gifと子どもの頃思ってたくらい。
…びっくりするくらい数学がダメだったので、
無理だと自覚しましたが。

で。

姫路で見つけたこの建築物。
c0324353_07473234.jpg
ひぃー005.gif

どこのバブリーな企業のビル!?

…と思ったら、公共のものでした。

最近建てたんじゃないよね?
最近だったとしたら、姫路って潤ってるんだなあ。

官兵衛効果?

[PR]
by atomsalada | 2014-09-07 07:46 | Trackback

悲しみと怒り

ヘッドラインを見ただけで胸が苦しくなった。
そのページを開くかどうか迷った。

『保護センターで犬暴行死か』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140904-00000571-san-soci

迷ったけれど、開いた。
そしてさらに

『「噛まれて腹が立った」金属の棒で従業員が叩く。保護センターの犬死ぬ』
とある。

『全文表示』をクリックするかどうか、また迷った。

でも、目をそらすのはいけないことだと思った。
その命に報いるためにも。

今、どうしようもない気持ちで、悔し涙が出る。

なぜその小さな犬…ミニチュアダックスフントは噛んだのか。

犬が噛むには理由があるのだ。

従業員は、犬舎の清掃をしようとしていたら噛まれたという。

この子は、病気だったらしい。
いきなりセンターに連れてこられて不安で、
しかも病気でしんどくて…
ストレスでいっぱいになっていただろう。

そこへ、掃除道具を持った人がやってきて…

この従業員が、何かしたわけではなかったのかもしれない。

普通なら、何もしない人に犬は攻撃などしない。
しかも『飼い犬』だったのだから。

だけど、不安と苦しみでいっぱいになっている子には
敵に見えたのかもしれない。

そして…。

ここまでで、
もういやになるほど悔しいし、悲しいし、腹立たしい。

噛まれて腹が立ったから、
『金属の棒で』『叩く』?
どうしてそんなことができる?

そのうえで、最後の一文の追い打ち。

『犬の病気を理由に元飼い主が飼えなくなり、
8月に同センターに収容されていた。』

病気を理由に?
は?

今はどこも「愛護センター」って名前になってるけど、
つまりは「保健所」でしょう?
最終的に「処分」されるとわかってて、
「収容」って言ってるけど「持ち込み」したんでしょう?

もう、血管が切れそう。

せめて、賛否はあるところだけど、
せめて、10年以上一緒に過ごしてくれたこの子を胸に抱いて、
安楽死させてあげることすらしなかったのか?元飼い主は。

治療もしてもらえず、
信用していた飼い主に
いきなり見知らぬ場所へ連れて来られ、
待っても待っても飼い主は迎えに来てくれない。
病気で身体は辛い。
そして最後は…

なんてことなんだろう。

従業員が、叩いて殺した。
許しがたい。
だけど、殺したのは、その従業員だけではない。

10年以上を一緒に過ごしたはずの、
元飼い主、あなたも同罪だ。

この子は、
10年の間、あなたを信じ、あなたを愛していたはずだ。
犬とは、そういう生き物だ。

その子の手を、そんなふうに離した。

直接手は下していないにしても、同罪だ。


先日の盲導犬の事件といい、
人間でいるのが恥ずかしい…。




[PR]
by atomsalada | 2014-09-04 22:54 | どうぶつ | Trackback

シルヴィ・ギエム

来年引退と発表された時、本当に動揺した。
涙さえ出てこないくらいの衝撃。

http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/21885

ダンサーには、いつかその日が来るし、
ましてや、シルヴィ・ギエムなのだから。

「もう、トウシューズは履かない」
と宣言した時に、
シルヴィ・ギエムが何故シルヴィ・ギエムなのか、
改めて実感した。

トウシューズを履いての最後の日本ツアー。
東京で観て、岡山で観て。
もうこれが、ポアントで立つギエムを観る最後なんだと思うと、
ギエムが舞台に出てきた瞬間から涙が止まらなかった。

だけど、
トウシューズを履かなくたって、
シルヴィ・ギエムはシルヴィ・ギエム。

その後の公演も、もちろん欠かさず観てきた。
それまでのコンテンポラリー作品も素晴らしかったが、
さらにまた挑戦的な作品へも突き進むギエム。
その踊りに、その精神に、
毎回圧倒され、心を揺り動かされてきた。

この喜びは、もっと続くと思っていたのに…

http://www.huffingtonpost.jp/2014/08/14/sylvie-guillem_n_5680508.html

シルヴィ・ギエムは、100年に一人のプリマ。
本当にそう思う。
そして、100年に一人のアーティストであると思う。
しかも、意思を持ち、自ら道を切り開くアーティストだ。

彼女がバレエ界に登場したことで、
バレエの『美』の概念は大きく広がったし、
キャリアの築き方も広がった。

変わらないのは、ギエムのパーフェクトさ。

だからこそ、
変わりゆく人間の身体と、求める美とに
1mmでも差が出てしまったら、
すっぱりと止めてしまうのだろう…
と、トウシューズを置いたときに思った。
(もちろん、私には、
これまでとの差なんて何一つ感じられなかった。
あと10年履いてたってパーフェクトプリマだと思った。)

今回はトウシューズどころじゃない。
踊ることを止める…!?

今回は…
今回は…

何も考えられない。
まだ、ただただ悲しい。

来年は、全公演見に行くし、
もしフランスでファイナルとなったら、
フランスにだって行くつもり。

そして、明日、大阪で『ボレロ』を観る。



2005年の日本公演を前に、
「これで日本でボレロを踊るのは最後」と宣言したギエム。

でも、東日本大震災を受けて、その封印を解いた。
日本人が愛してやまないボレロを、被災地でも踊ってくれた。

今回は、東京バレエ団の創立50周年祝祭ガラということで、
どうしてもとリクエストがあったのだろうか。

最後の最後のボレロ。
またギエムが舞台に現れた瞬間から泣いてしまったりしないよう、
しっかり、瞬きも我慢して観てこようと思う。

でも…でもでも…
『聖なる怪物たち』を観てると…
もしかしたら、演劇とか、
新しいジャンルへ進むのかも…と。
淡い期待を。


[PR]
by atomsalada | 2014-09-01 21:37 | バレエ | Trackback