忙しかったのと、なんとなく、フィギュアの状況に心が折れて、
ずっと録画したまま放置してたワールド男子フリーを見ました。
いや、真央ちゃんの出演番組を録画するだけの残量がなくてですね。
アレクサンドル・マヨロフ 選手
ほんと、スウェーデン何考えてんの!だったオリンピック。
出場資格があるのに派遣しないとかもう…
その件とか、諸々のバックグラウンドを思い出しながら見ると、ちょっと辛い。
なんだか疲れて見えるのが余計に。
友野一希 選手
微妙な長さの袖だなー、と思ったら。
友野選手、指も含めた手のひらの動きがとても素敵。
手首からその手のひらが映える長さだったんだなー。
振付と心に正直に反応する表情、モーションも素直。
これはいわゆる「愛されキャラ」。
前半、ちょっと顎が上がってて体力大丈夫かな?と思ってたけど、
それもどんどんなくなって。単なる緊張だったのかな。
コーチも嬉しそう。こういうシーンが見られて幸せ。
ポール・フェンツ 選手
身長があるって、やっぱり映えるなあ。
本人は大変なのかもしれないけど。
解説では最初のジャンプに高さがあると言ってたけど、
テレビ画面では低く見えるのはなんでだろう?
身長があるから、大きなジャンプではあると思うけど、低く見えるのかな?
不思議。現地で見てみたいな。
デニス・ワシリエフス 選手
いかん、コーチを見てしまう。
ディレイかかったアクセル、きれいだなー。
腕や頭の動かし方、スピンだけでなく、
自分の身体で大きな空間を作れるところも、コーチ譲り。
最後のスピンすごい!
コーチのフェンスバンバン狂喜乱舞もすごい!
ミーシャ・ジー 選手
この曲を男性が滑るって言うこと自体、おお!って思ってしまう。
クワドがどうこうではなくミーシャ独自の世界。
ゆっくりとした動きをもたつかせないよう見せるのは難しいはず。
腕の動きと、背中から首にかけての整った軸、とまらない足元で、
重厚さと軽やかさを両立させている。
あれ?時間オーバーしてないかな。大丈夫?
アレクセイ・ヴィチェンコ 選手
このヤケクソ感漂うバタバタせかせかした動き…が、大好きっ!!
気持ちが入ってるのか集中してるのかはたまたぼんやりしてるのか
不明な表情も大好き!プログラム終わってからの表情も大好き!
まあ、つまり大好きです。
リンクサイドでこめかみを押さえるキーガンどうした。
キーガン・メッシング 選手
素敵衣装!でもちょっとナーバスになってる?
曲がかかってスイッチ入ったかな?
身体がとても柔らかいから、
膝をうまく使えた時は素晴らしいジャンプになるけど、
軸をしっかり意識しないと崩れちゃうのかなあ。
それにしても、この振付、実はヴィチェンコさん似合うのでは
宇野昌磨 選手
彼を見るのが辛くて、なかなか録画チェックできなかったのもあるんですよね。
今季、大小関わらず試合に出続け、全て表彰台に乗り、ショーにもずっと出てた。
いくら若いと言っても、どこかに無理が出るよ。
身体にも心にも、負担がなかったはずはない。
本人がそれを意識の外に置いていたとしても。
オリンピック期間中も一時帰国して練習してたのは、靴調整も込みだったのかなあ。
「若手に頑張ってもらわないと」とか言ってた連盟さん、これ以上何を頑張れと?
まだまだ輝かしい将来を築き上げる力を持ってる若手に、宇野昌磨選手に、
よくもそんなことを言えたもの。
むしろあなた達のその無責任な発言ややり方が、彼らの将来を潰しかねないのに。
もし3枠取れなかったとしたら、連盟役員が並んで謝罪会見ですよね?
と思ってました。
羽生選手に対し、きちんと調査せず特例発動したことと、
結果、他の選手たちに肉体・精神面ともに多々無理がかかったこと。
そしてもちろん宇野選手に失礼なこと言って酷使したことに関して。
結局、3人の頑張りで3枠取れたけど、
だからって連盟のやったことは許されるものではないと今も思ってます。
最後のトゥーランドット。転倒すら、気高く見えました。
ボーヤン・ジン 選手
ああ…辛い。
オリンピックでいちゃもんつけられたのも影響してるのかな…。
不正は選手がしたわけじゃないよ。
不正があったとしても、それはジャッジとISUの問題でしょ?
あら、キスクラ、BGMナイス!
ミハイル・コリヤダ 選手
波はあるけど、全身がなめらかに連動してるところがいいのよねえ。
腰で身体が上下に分かれてしまう人って結構多いけど、
コリヤダ選手は、ヒップがぽこん、腰からカーブ、ではなく、
ヒップも込みで全身できれいなカーブが作れるんですよねえ。
さすがバレエ大国、ってことなのかな?
ヴィンセント・ゾウ 選手
手足ののびやかさがいいなー。
ただ、ジャンプのエントランスが「く」の字になるのが気になるな。
と思ったら、ジャンプが…
ヴィチェンコさん電話しとる…
ネイサン・チェン 選手
オリンピックシーズンに、中国をルーツに持つネイサンが、
バレエをベースにした動きを持つネイサンが、この曲を滑る。
それだけでも、おお!と思ってたのに!!
それにしても、私は、
フィギュアの選手が全員ダンスクラシックのメソッドに基づく必要はない、
と思ってますが、自分がクラシックバレエをやってただけに、
クラシックのメソッドを持っている人を美しいと感じてしまいます。
上半身と下半身の連動、全身でも、あるいは上半身だけでも角度をつけた
(つまり斜めにひねったりした)ポーズ、膝の入り具合、
肩甲骨から動かすポールドブラ、肩の可動域の広さ、首と頭の位置。
美しい!
キスクラのラファコーチがかわいいわあ
田中刑事 選手
ちょっと雑さが出ちゃったかなー。
お花、そんなに雑に渡しちゃダメだ!お花加点が…!!
笑うんだ!!気持ちはわかるけども!!
でも、きっとここからまた進化するはず。
それに、3枠取れたのは、デカくんの頑張りもあったからだよ。
来年、男子シングルの世界はどうなってるのかな。
採点方式がまた変わるんでしょ。
勝たせたい人に勝たせるルールじゃないことを祈る。
いや、もう採点はどうでもいいか。
ただ、美しいプログラム、美しい演技、美しい精神を見たい。
もうそれだけでいいや。