人気ブログランキング | 話題のタグを見る

葉っぱのように

atomsalada.exblog.jp
ブログトップ

やっぱり書いておこう 四大陸選手権2018+平昌五輪

四大陸、見た部分の中でも、ハッピーな気持ちだけは書けたけど、
怒りの部分は書かずにいた。
でも、やっぱり、オリンピックが始まる前に書いておこう。
オリンピックが始まれば、この気持ちが笑い飛ばせるのか、
あるいは謝りたくなるのか、それとも増幅するのか…。

↑と前置きしつつ、書き始めたけど、
思い直してやめていたもの、下書きに自動保存されてた。
オリンピック男子シングルが終わった今、
やっぱり書いておくことにする。もやもやが止まらないから。
そして、全てが終わった後、私の気持ちはどうなってるのかな。

四大陸、どうしても納得いかないのは、
宮原知子選手のこと。
以前にも書いたけれど、私はどうしてもあのコーチが好きになれない。
THE ICE 大阪公演 宮原知子さん
いつまで言ってるのと言われても、
大好きだったゆきなちゃんを…と未だ思ってるのです。

はっきり言う。
このコーチは、自分が「すごいコーチ」「金メダリストを育てたコーチ」に
なりたい気持ちが、教え子を思う気持ちより勝ってるように感じる。

宮原選手は練習熱心だという。
浅田真央さんもそう言われてきた。
ラファにもあのタチアナ・タラソワにも、そして佐藤信夫コーチにも、
「休みなさい」と言われるほどに。
で?一方、濱田コーチは練習熱心さに「涙が出る」?それだけ?
結果、あの怪我ですよ。
宮原選手はもう成人しているし、ご両親は医師だというし、
コーチの出る幕ではないと思ったのかもしれないけど、
あなたは「経験値」を持ってますよね?なぜコントロールしない?

そして、THE ICE。確かに、新プログラムの反応を
ショーで確認するのはいい手段だと思う。
そして、人目にさらすことがブラッシュアップになることもわかる。
でも、あの時である必要はありましたか?
止めるべきだったと思う。
活動資金のためだったとしたら?
日本のエースだというなら、連盟がなんとかすべきだったのでは?
ちなみに、村上佳菜子さんの選手時代、コーチが働きかけて
小さくても、とスポンサーを集めてましたよね。

昨年末のグランプリファイナル、久しぶりに現地観戦しました。
宮原選手、上半身が本当に良くなったと思う。
動けない間、とても努力したんだろうな。
小さな体を大きく見せられるよう、身体の動きを工夫してた。

THE ICE2017のオープニングはバレエのバーレッスンからだったのですが、
これがもうバレエの基礎があるかないかがまるわかりの恐ろしい演出。
演出したジェフはすばらしいバーレッスンを披露していたけれど、
知子ちゃん…ああ、吉田都さんのレッスンはどこへ…だった。

けど、GPFで見た宮原選手は違った。頑張ったのだと思う。
まさに彼女の練習熱心さ、真面目さが伝わる動きだった。

のですが。
6分間練習ではショックを受けた。
まっちーが練習でやるという0回転ジャンプかと思った。
低い。とにかく低い。
逆に言えば、回転速度どんだけ速いのよ!なんですけどね。
にしても、この低さでは華がないというか、見栄えがしない。

まだ完治ではないのかな?まあ、あんな部位、
そう簡単に完治しないよな、と思いながら、全日本を見て、
そして四大陸。

開幕前のこの記事に「なんだこりゃ」とびっくり。
バレエでは考えられないから、というのもあるし、
それはますます身体に負担がかかるし、美しくはないだろうし、
そもそも、根本的な解決になってないのでは?と。

実際、試合で見ても、テレビを通してではあるけれど、
「どっすん」着氷に見えた。

知子ちゃん、どうしちゃったの?
こんなの、小手先解決法でしょ?
真面目な知子ちゃんらしくないよ。

コーチが勧めたのかどうか知らないけど、これは止めないと。

この方法で回転不足が取られなくなったとしても、
出来栄えは良くないから、そこで引かれる可能性だってあるよ。

ジャンプが遠目ではホップ程度にしか見えない、そこを改善しないと。

宮原さんは、この「ミッドフット」とやらを習得するために、
いつものように真面目に取り組んだのだろうと思う。
けど、それは全く間違った方向だし、下手したら身体を傷める。
コーチがついていながら、何をしてるのかと思う。

実際問題として、オリンピック代表に選ばれた以上、
この時点で根本的なジャンプの矯正は危険だと思う。
真央ちゃんも4年かけた。
利き手を逆にするくらいの大変さだと言われていた。

だから、宮原選手は、回転不足解消のために、
今だけの「小手先」対処をしたのかもしれない。

でも、それは身体にダメージを与えるのではないか?
トウシューズとスケートシューズは違うけど、
トウシューズもある程度底が硬い。それでも、
指、足首、膝を使ってソフトにジャンプを降りる。
そうしないと美しくないし、身体を傷める。

加えて、「ミッドフット」つまり、降りるバランスを変えるということは、
使う筋肉の位置が変わるということではないのか?
例えば、毎日乗っている自転車。
サドルの位置を少し変えただけで、足や腕、背中などに
筋肉痛が出ることがありますよね。
それと同じように、全日本からの短い期間でバランスを変えたら、
筋肉の位置が変わり、他にも影響が出て、
結果また故障しかねないのではないか?
しかも、ジャンプというただでさえ衝撃が大きい動きでこんなことしたら。
実際炎症があったと後の記事で出てましたね。

そして、結果はああだった。
その結果を受けての濱田コーチ。宮原選手にかけた言葉が、
「情けない」
はあああああ〜?
こっちから言わせれば、ゆきなちゃんをダメにして、
今度は知子ちゃんまで危険な目に遭わせて、
あなたまだ学習してないの?情けない!!ですよ。

宮原選手、インタビュー前に呆然とした顔してて、
自分にショックを受けてるのかなと受け取ってましたが、
もしかしてコーチに「情けない」って言われた後だったのでしょうか。

濱田さん、あなたにコーチとしての責任はないの?
戦略としても、勝つためだけで、選手自身のことなんて考えてないじゃないですか。
ゆきなちゃんの頃と何一つ変わってない。
その時勝てればそれで良くて、
長いスパンでとか、その子が一生使う身体のことなんて考えてなんかない。
今勝つこと、注目されることしか考えてない。

そんな個人の感情から出た「情けない」を真に受けて、
四大陸から帰国後また追い込んだ練習なんかしてませんように。

本当なら、連盟が止めなきゃいけないくらいのおおごとだけど、
あの連盟にそんな力も考えもないでしょうから。
浅田真央という世界最上の宝を平気で打ち捨てた連盟を見てるはずの
コーチ、守ってあげなければと思わないのかな?

知子ちゃん、コーチのために頑張ろうなんて思わず、
「情けない」に本性見たりと思って、コーチ変更したらいいのに。
荒川副会長だって、五輪直前で変えたんだし、連盟は何も言えないよ。
ただ、不義理な辞め方をしなければいいだけですよ。

濱田コーチは自分のことしか考えてないんだから、
知子ちゃんも自分が勝つことだけ考えたらいいと思います。
性格的にそういうことを心苦しく思うタイプかもしれないけど、
だったら海外に行けばいい。英語も喋れるんだから。
ラファとかどう?

いやさすがに私もいくらゆきなちゃんの恨みがあるっていっても、
偏見持ちすぎだわ、言い過ぎだわって反省したりもして、
ブログ書くのやめてたのですが、
でももう反省しない!!おかしい!!

知子ちゃん、私は好みかどうかって言われたら、特に好みではなかったです。
だけど、あのひたむきさは応援せずにはいられません。
好みではないって言ったけど、今季手に入れたモーションの美しさにはやられるし、
それを手に入れるまでどれだけ頑張ったかと思うとひれ伏します。

知子ちゃんの努力が報われますように!


…とはいえ、
男子シングルの結果を見て、
努力が報われるってどういうこと?
と思わずにはいられない。
(実際の試合は仕事だったので細切れしか見てない)
ジャッジの出す結果は、基準がわからない。
選手は、団体戦に出たか出ないかによって、体力に差が出てる。
さらに、ここまでほぼ試合に出てないのにオリンピックに選出され、
なんだかんだ優勝した羽生選手。

団体戦、間に合わなかったのではなく、
あえて間に合わせなかったんですよね。
戦略と言えばそうかもしれないけど、
何かにつけ「金メダリストとして」というなら、
金メダリストとして間に合わせるべきだったのでは?

そして、何より嫌だったのが、表彰式。
つい先日、サフチェンコがまず跪いて愛おしみ、
なかなか登ることができなかった、あの表彰台を。
踏みつけるように斬りつけるように飛び乗った姿に、悔し涙が出る。
踏みつけ斬りつけたのは、表彰台だけど、
そこには色々な思いが宿ってるんだよ。
だから、あなたが踏みつけ斬りつけたのは、表彰台だけじゃないよ。

ペアの時とは打って変わった、
誰も祝福しようとしなかった待機室が、全てを物語っていると思う。

ななみ先生と上を目指す姿を応援してた。ニースでは泣いた。
どこでどうなってしまったんだろう。

ネイサン、素晴らしかったそうですね。
本当に良かった。早く録画を見たいけど、
号泣間違いなしのようなので、これから仕事に行かなきゃいけないし、
目が腫れてもいい時に見よう。

フリーだけなら1位か。
嬉しいけど、
ソチの浅田真央選手のフリーも、1位じゃないとおかしくない?
とも思う。
だけどそれはネイサンとは関係ない。ジャッジの問題。
ネイサンおめでとう!!

ジャッジへの不信感は拭えない。
残る女子シングルとアイスダンス、
選手がみんな最高の演技ができますように。
そして、納得の結果を見られますように!!


by atomsalada | 2018-02-18 08:25 | フィギュアスケート