葉っぱのように

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悲しみと怒り

ヘッドラインを見ただけで胸が苦しくなった。
そのページを開くかどうか迷った。

『保護センターで犬暴行死か』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140904-00000571-san-soci

迷ったけれど、開いた。
そしてさらに

『「噛まれて腹が立った」金属の棒で従業員が叩く。保護センターの犬死ぬ』
とある。

『全文表示』をクリックするかどうか、また迷った。

でも、目をそらすのはいけないことだと思った。
その命に報いるためにも。

今、どうしようもない気持ちで、悔し涙が出る。

なぜその小さな犬…ミニチュアダックスフントは噛んだのか。

犬が噛むには理由があるのだ。

従業員は、犬舎の清掃をしようとしていたら噛まれたという。

この子は、病気だったらしい。
いきなりセンターに連れてこられて不安で、
しかも病気でしんどくて…
ストレスでいっぱいになっていただろう。

そこへ、掃除道具を持った人がやってきて…

この従業員が、何かしたわけではなかったのかもしれない。

普通なら、何もしない人に犬は攻撃などしない。
しかも『飼い犬』だったのだから。

だけど、不安と苦しみでいっぱいになっている子には
敵に見えたのかもしれない。

そして…。

ここまでで、
もういやになるほど悔しいし、悲しいし、腹立たしい。

噛まれて腹が立ったから、
『金属の棒で』『叩く』?
どうしてそんなことができる?

そのうえで、最後の一文の追い打ち。

『犬の病気を理由に元飼い主が飼えなくなり、
8月に同センターに収容されていた。』

病気を理由に?
は?

今はどこも「愛護センター」って名前になってるけど、
つまりは「保健所」でしょう?
最終的に「処分」されるとわかってて、
「収容」って言ってるけど「持ち込み」したんでしょう?

もう、血管が切れそう。

せめて、賛否はあるところだけど、
せめて、10年以上一緒に過ごしてくれたこの子を胸に抱いて、
安楽死させてあげることすらしなかったのか?元飼い主は。

治療もしてもらえず、
信用していた飼い主に
いきなり見知らぬ場所へ連れて来られ、
待っても待っても飼い主は迎えに来てくれない。
病気で身体は辛い。
そして最後は…

なんてことなんだろう。

従業員が、叩いて殺した。
許しがたい。
だけど、殺したのは、その従業員だけではない。

10年以上を一緒に過ごしたはずの、
元飼い主、あなたも同罪だ。

この子は、
10年の間、あなたを信じ、あなたを愛していたはずだ。
犬とは、そういう生き物だ。

その子の手を、そんなふうに離した。

直接手は下していないにしても、同罪だ。


先日の盲導犬の事件といい、
人間でいるのが恥ずかしい…。




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by atomsalada | 2014-09-04 22:54 | どうぶつ | Trackback
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