人気ブログランキング |

葉っぱのように

atomsalada.exblog.jp
ブログトップ

村上佳菜子選手

2013年末に行われた全日本選手権では驚きました。そして泣かされました。
村上選手のショート『ヴァイオリン・ミューズ』。

もともと、この曲は大好きでした…というか、
原曲の一つ、バッハの『シャコンヌ』が好きで、というのもあるのですが。

その曲にのせての、
スケートでしかできない表現がちりばめられた振付けがとてもすてきで、
2011~12シーズンのショートの録画をよく繰り返し見ていました。



音色に合わせた、上半身の粘るような、時に緊張が弾けるような動き、
思わずこちらも一緒に上半身が動いてしまいます。

実は、村上選手、とってもかわいいなとは思うものの、
正直なところ、うーん…と思うところもありました。

ジャンプのエントランスを矯正しないの?
タラソワ先生のプログラム、難しいからやめるなんて、
タラソワプロが難しいなんて、最初からわかってることでしょう?

つい、真央選手と比べてしまっていたのかもしれません。
そして、これだけ踊れる村上選手なのだから、
努力すれば、絶対できるよ、それを見たいよ、という私の願望もありました。

でも、結局、ジャンプもそのまま、
翌シーズンもう一度タラプロにチャレンジすることもなく…。

それが、2013全日本。
ショート、2季前の『ヴァイオリン・ミューズ』に戻した村上選手を見て、
印象が変わりました。涙が止まりませんでした。



最初は、正直、
ああ、またか…諦めちゃったの?でもオリンピックがかかってるものね…
という気持ちで、プログラム変更を受け止めていました。

が、実際に見て、もう途中から涙が止まりませんでした。

村上選手がどれほど悩み、どれほど努力してきたかが伝わってきたから。

終わったとき、一緒に観戦していた方に、
「今の曲、ヴァイオリン・ミューズでしたか?」と尋ねてしまいました。
何言ってんの?みたいな反応されちゃいましたが…そうですよね。

でも、違うアレンジかと思ったのです。
いつもぴたりと曲に合わせていた村上選手なのに、
微妙にずれていた…特にステップ。
ずれて…というより、音を待っている感じがしたから。

それはつまり、この2年の間、村上選手が練習を重ね、
音が余るほどスピードを付けたということだと思うのです。

村上選手は、努力を重ねてきて、そして進化した。
今回のプログラム変更は、
諦めなどではなく、
結果、進化を見せつけることになった、
そう思います。

そして、フィニッシュ後の涙。
こちらもスタンディングオベーションしながら大泣きです。

翌朝、ホテルでテレビを見ていたら、
キス&クライでだったか、村上選手がコーチに、
「怖かった…」と言いながら泣いている姿が映っていました。

またこちらも号泣です。
怖かったよね。
あんなたくさんの目の中、厳しい目もある中、そしてオリンピックをかけて、
たった一人でリンクに立ち、結果を出さなくてはいけない。
もちろん選手はみんな同じだけれど、
この大切な試合でプログラムを変えた不安と、そして悔しさもあったと思うのです。
怖かったよね、かなちゃん、と、思わずテレビに向かって声をかけてしまいました。

かなちゃん、出始めた頃、
演技前に笑って、ジャッジも笑ってくれたらヨシって思う、
って言ってたよね。
あの頃は、今時ちゃんだなあ…と、こっちは苦笑いでしたが、
今は、どうかあの頃を思い出して、
自分の一番良いところ、一番かわいいところ、うんとアピールして!大丈夫よ!
と言ってあげたい…。

オリンピック、がんばってね。

その前に四大陸。

足が痛いと言いつつ、ショートもうまくいきましたね。
言わなきゃいいのに…という意見もありますし、私もそう思ったのですが、
でも、今回に限り、きちんと故障も明らかにして、
オリンピックが第一目標なので、今はここまでしかやりません、
と周囲に(特に連盟に)わかってもらうのがいいのかなとも思いました。

怪我なく、でもしっかりと自分のすべきことを!
フリーはどうたたかうのか、楽しみにしています。



…それにしても、全日本の実況…要らない。



by atomsalada | 2014-01-25 08:08 | フィギュアスケート | Trackback
トラックバックURL : https://atomsalada.exblog.jp/tb/21545001
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]